鮮美(読み)せんび

精選版 日本国語大辞典 「鮮美」の意味・読み・例文・類語

せん‐び【鮮美】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) あざやかで美しいこと。また、そのさま。鮮麗
    1. [初出の実例]「大内五郎送鯉魚、鮮美之間、則令進上禁裏了」(出典:実隆公記‐永正八年(1511)七月日)
    2. [その他の文献]〔晉書‐荀晞伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鮮美」の読み・字形・画数・意味

【鮮美】せんび

あざやかで美しい。晋・陶潜桃花源記武陵の人、捕魚を業(なりはひ)と爲す。溪に(そ)ひて行き、路のる。忽ち桃の林にふ。岸を夾(さしはさ)みて數百、中に雜樹無く、鮮美、(ひんぷん)たり。

字通「鮮」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む