鯨差(読み)クジラザシ

デジタル大辞泉 「鯨差」の意味・読み・例文・類語

くじら‐ざし〔くぢら‐〕【鯨差(し)】

鯨尺」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「鯨差」の意味・読み・例文・類語

くじら‐ざしくぢら‥【鯨差】

  1. 〘 名詞 〙 ( もと、鯨のひげで作ったところからいう ) 物差一つ一尺曲尺(かねじゃく)の一尺二寸五分(約三八センチメートル)にあたる長さを規準にしてつくったもの。また、その長さについてもいう。和裁に用いる。くじらの物差。くじらじゃく。くじら。
    1. [初出の実例]「大幣のあまた夜(よる)昼を売(うる)〈来雪〉 鯨ざし暦もどきにくどかれて〈安昌〉」(出典:俳諧・江戸八百韻(1678)何笛)

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