鰭酒(読み)ヒレザケ

精選版 日本国語大辞典 「鰭酒」の意味・読み・例文・類語

ひれ‐ざけ【鰭酒】

  1. 〘 名詞 〙 フグやタイのひれを焼いて焦がし、熱燗の清酒をそそいだもの。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「鰭酒に王樹と酔ひぬ久し振〈飛雨〉」(出典:同人俳句集(1931)〈青木月斗選〉冬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「鰭酒」の意味・わかりやすい解説

鰭酒【ひれざけ】

乾燥したフグの鰭を焼き焦がして熱燗(あつかん)の日本酒を注ぎ,成分を浸出させたもの。特有の香味があり,体の温まる飲物とされる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む