デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鱗形屋孫兵衛」の解説 鱗形屋孫兵衛 うろこがたや-まごべえ 江戸時代の版元。万治(まんじ)(1658-61)から天明(1781-89)ごろまでつづいた江戸で有数の地本問屋。初代は三左衛門,2代以後は代々孫兵衛を称した。初めは浄瑠璃(じょうるり)本,のち草双紙,吉原細見,宝船などで知られ,黄表紙最初の「金々先生栄花夢(きんきんせんせいえいがのゆめ)」を刊行した。姓は山野。号は鶴鱗(林)堂。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by