…1906年雑誌《簡易生活》を創刊,消極的改良主義を主張。第1創作集《灰燼(かいじん)》(1908),つづいて《木像》(1911)を刊行,14年《ホトトギス》に発表した《鱧(はも)の皮》は関西独特の情緒と人情の機微を描いた好短編である。小剣文学の特色は京阪の風土,情緒を写生文的筆致で描くところにあった。…
※「鱧の皮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...