鳥ヶ峯古戦場(読み)とりがみねこせんじよう

日本歴史地名大系 「鳥ヶ峯古戦場」の解説

鳥ヶ峯古戦場
とりがみねこせんじよう

[現在地名]高取町大字薩摩

もり集落東方の鳥ヶ峯にある。文久三年(一八六三)八月一七日、現五條市にあった五条ごじよう代官所を急襲した天誅組は同二五日、五条新政府追討のため紀州・郡山・高取各藩出兵という誤報に接し、五隊を編成、吉村虎太郎は遊撃隊を編成、現御所ごせ市方面の郡山勢の探索に当たった(大和日記)。同二六日早朝に木辻きのつじまで進出、鳥ヶ峯において高取藩兵に敗北大口おおくち峠・かぜもり峠・重阪へいさか(現御所市)を経て五条に敗走

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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