精選版 日本国語大辞典 「鳥道」の意味・読み・例文・類語 ちょう‐どうテウダウ【鳥道】 〘 名詞 〙① 鳥だけが通うようなけわしい山道。鳥路。鳥径。[初出の実例]「古径人来遠、霜林鳥道疎」(出典:経国集(827)一〇・和惟逸人春道秋日臥疾華厳山寺精舎之作〈滋野善永〉)[その他の文献]〔王維‐送楊長史赴果州詩〕② 洞山良价が学人を導くために示した三路の一つ。禅者は、空を行く鳥に束縛がないように、自由の境地にいたるべきである、としたたとえ。[初出の実例]「しかあれども鳥道に不行なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)無情説法) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「鳥道」の読み・字形・画数・意味 【鳥道】ちようどう(てうだう) 鳥しか飛べないような険しい山路。唐・李白〔蜀道難〕詩 西のかた太白に當つて鳥り 以て峨眉の巓(いただき)をすべし字通「鳥」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報