日本歴史地名大系 「鳥飼上村」の解説 鳥飼上村とりかいかみむら 兵庫県:津名郡五色町鳥飼上村[現在地名]五色町鳥飼上牧石下(ひろいししも)村の西、角川(つのかわ)村の南に位置する。南・北に山、中央部には東西に平地が開け、東から西に堺(さかい)川と鳥飼川が流れ、当村西方で合流する。傍示は長池(ながいけ)・明神(みようじん)・勢山(せいざん)・河南(かわみなみ)に分れる。正保国絵図に村名がみえ、高三七六石余。享保二年(一七一七)の検地帳(鳥飼村誌未定稿)によれば、本村分は反別三二町七反余・高五七一石余、河南分の反別は二〇町余、高三九七石余で、いずれの地区も上々田・上田が三分の二を占めている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報