鳶八丈(読み)トビハチジョウ

精選版 日本国語大辞典 「鳶八丈」の意味・読み・例文・類語

とび‐はちじょう‥ハチヂャウ【鳶八丈】

  1. 〘 名詞 〙 八丈島産の織物の一つ。平織組織でマダミ(椨(タブノキ))の樹皮から採った染料で鳶色に先染めした絹糸を用いたもの。無地のものや、鳶色地に黄や黒の格子縞を織り出したものがある。また、八王子川口などでつくられた糸織風のものをもいう。鳶八。
    1. [初出の実例]「地紅や地むらさき、けんたい郡内とびはち丈」(出典:歌謡・松の葉(1703)二・花見)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む