鴈津村(読み)がんづむら

日本歴史地名大系 「鴈津村」の解説

鴈津村
がんづむら

[現在地名]鳥取市安長やすなが

安長村の南、千代川西岸にある。寛文大図(倉田八幡宮蔵)には「鴈津川原」があり、傍注には、西接する徳吉とくよし村の古地がかつて鶴田つるた村と称したのに対称させて亀井茲矩が命名したとある。ただし集落は描かれていない。元禄一四年(一七〇一)の変地其外相改目録(県立博物館蔵)には、徳吉村の内鴈津村は正保(一六四四―四八)以後の新村なので、このたびの国絵図に記載したとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android