鵜坂祭(読み)うさかまつり

精選版 日本国語大辞典 「鵜坂祭」の意味・読み・例文・類語

うさか‐まつり【鵜坂祭】

〘名〙 富山県富山市婦中町鵜坂にある鵜坂神社祭礼。六月一六日(もと旧暦五月一六日)に行なわれ、昔は神官祝詞を述べるとき、参詣女子に、その年に関係した男の数を言わせ、その数だけ女のしりを打つ習慣があった。もし、その数を隠せば、神罰がくだるとされた。現在は、しりを打つ代わりに、神馬をむち打ちながら神官が境内一周する。笞太刀(しもとだち)の祭。しりだちの祭。尻打祭。《季・夏》

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