事典 日本の地域ブランド・名産品 「鵡川ししゃも」の解説
鵡川ししゃも[水産]
むかわししゃも
勇払郡むかわ町で水揚げされている。ししゃもは、北海道の太平洋沿岸の限られた地域にしか生息しない大変貴重な魚種。かつてはアイヌの人たちに「神がくれた魚」として尊ばれた。目刺しで縄に挟み軒先につながれた何十連もの鵡川ししゃものすだれ干しは、秋から冬にかけての風物詩として全国的に知られている。なお、地元の料理店では生のししゃもを刺身や寿司で食べることができる。2006(平成18)年11月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5003522号。地域団体商標の権利者は、鵡川漁業協同組合。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報