鶏尾蘭(読み)ケイビラン

デジタル大辞泉 「鶏尾蘭」の意味・読み・例文・類語

けいび‐らん【鶏尾×蘭】

キジカクシ科の多年草。葉は幅広線形で、重なり合って一方向に反り返るので、雄鶏の尾を思わせる。8月ごろに多く小花をつける。

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精選版 日本国語大辞典 「鶏尾蘭」の意味・読み・例文・類語

けいび‐らん【鶏尾蘭】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科の多年草。日本特産で、近畿四国九州地方山地の岩上に生える。高さ約三〇センチメートル。葉は根ぎわから束生し、長さ一〇~四〇センチメートルの線形で、一方に強く曲がって鎌状となり重なり合って一平面に並び、雄鶏の尾を思わせる。雌雄異株。夏、葉間からやや扁平な花茎を高く伸ばし、淡紅紫褐色の小さな花をまばらな円錐花序に下向きにつける。〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「鶏尾蘭」の解説

鶏尾蘭 (ケイビラン)

学名Alectorurus yedoensis
植物。ユリ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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