鶴ヶ崎(読み)つるがさき

日本歴史地名大系 「鶴ヶ崎」の解説

鶴ヶ崎
つるがさき

[現在地名]碧南市浅間町・山神町・新川

道場山どうじようやまの北に位置する大浜おおはま村の枝郷。「新川町誌」に「寛永二年乙立ニ居候百姓は助左衛門・七三・弥十郎・弥助・惣左衛門・次郎左衛門」とあり、大部分の住民は尾張から追立てられてきたところから、初め乙立おつたてとよんだという。寛文九年(一六六九)浅間せんげん社を創建。天保一四年(一八四三)の村明細帳に「鳥山牛之助様御代官の節延宝年中ニ相改申候」とあり、延宝年中(一六七三―八一)亀崎かめざき(現半田市)に対して鶴の崎という意で鶴ヶ崎と改名したという。元禄一一年(一六九八)の戸数一九(村絵図)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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