鷲香取神社
わしかとりじんじや
若林の東部、蓮性院西南に鎮座。祭神天日鷲命・経津主命。旧村社。南の鳥居と東の鳥居があり、東の石鳥居に延宝七年(一六七九)の銘を刻む。鷲神社と香取神社を合祀したもので、単に鷲神社ともいう。江戸初期に成立したと考えられる若林村之草切人為念覚(台家文書)に明徳三年(一三九二)のこととして「一如旧例之於鷲香取両大明神祭礼ニ、今度氏子共小地宝泉坊所ニ而、座論有之候ニ付而、草切廿人会合ニ而相改候」とあり、祭礼における席次争いが知られる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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