鷲鷹目(読み)ワシタカモク

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「鷲鷹目」の意味・読み・例文・類語

わしたか‐もく【鷲鷹目】

  1. 〘 名詞 〙 鳥類の旧目名。現在はタカ目。昼行性の捕食性肉食鳥類で、嘴と爪は強大で鉤状に曲がる。翼が強く飛翔は巧みであり、あしはからだに比べて大きい。羽色は一般に黒色褐色鼠色白色などの系統の地味な色で、しばしば細かい横斑や縦斑がある。大きさは翼開長三メートルに達するものから全長一五センチメートルほどのものまである。大形種は中小形哺乳類や鳥類、魚類、大形哺乳類の幼獣などを主食とするが、もっぱら死体を食べるもの(コンドル類やハゲワシ類)もあり、小形種には大形昆虫を主食とするものもある。棲息場所は種によって森林・草原水辺などさまざまである。世界全域に分布。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android