日本歴史地名大系 「鷺の清水」の解説 鷺の清水さぎのしみず 兵庫県:姫路市姫路城下清水鷺の清水[現在地名]姫路市本町姫路城北西の清水門内にある湧水。赤松義村が定めたと伝える播磨十水のなかには入っていないが、天正七年(一五七九)のめさまし草(智恵袋)に載る赤松屋形殿のはりま十水のなかにみえる。「播磨鑑」に寛永(一六二四―四四)頃のこととして、姫路藩主本多政朝が京都から出入りの町人と茶の湯の話をした時、京都で茶の湯に使う「柳の水」「宇治のまきの島の水」と鷺の清水の自慢話となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by