精選版 日本国語大辞典 「鹿島の帯」の意味・読み・例文・類語 かしま【鹿島】 の 帯(おび) 昔、正月一四日に、常陸国の鹿島の神の祭に、男女が布の帯に、自分が思いを寄せている相手の名を書いて神前に供え、神主がそれを結び合わせて、その様子で結婚の可否を占ったこと。常陸帯(ひたちおび)。[初出の実例]「なぞもかく別れそめけん常陸なるかしまのおびの恨めしの世や」(出典:散木奇歌集(1128頃)別離) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例