デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鹿島ゑつ」の解説 鹿島ゑつ かしま-えつ 1880-1925 明治-大正時代の芸妓(げいぎ)。明治13年生まれ。東京新橋玉の家の抱えでぽん太と称する。写真館をいとなむ鹿島清兵衛の美人絵葉書のモデルとなった縁で身請けされ妻となる。夫が負傷して廃業したため,踊りの師匠などで生計をささえ貞女ぽん太といわれた。大正14年3月死去。46歳。旧姓は谷田。名は恵津子とも。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例