麝香の間祗候(読み)ジャコウノマシコウ

デジタル大辞泉 「麝香の間祗候」の意味・読み・例文・類語

じゃこうのま‐しこう〔ジヤカウのま‐〕【×麝香の間×祗候】

旧制で、華族親任官および維新功労のあった者に与えられた資格麝香の間に祗候し、天皇相手などをした。

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精選版 日本国語大辞典 「麝香の間祗候」の意味・読み・例文・類語

じゃこう【麝香】 の 間(ま)祗候(しこう)

  1. 勲功のある華族、あるいは官吏などを優遇して与えた資格で、時々、皇居内麝香の間に祗候し、天皇の相手などをすること。
    1. [初出の実例]「皇族親任官公爵従一位勲一等及各省 陸海軍省は除く 勅任官総代麝香間祇候総代錦鶏間祇候総代有爵者総代〈略〉昇殿」(出典:風俗画報‐二四二号(1901)人事門)

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