麻科(読み)あさか

精選版 日本国語大辞典 「麻科」の意味・読み・例文・類語

あさ‐か‥クヮ【麻科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の一科。北半球温帯に分布し、世界に二属三種、日本に一属二種が生える。学者によっては、クワ科に統合するが、離生する托葉(たくよう)を持つので独立の科として扱われることが多い。草本、時につる性草本で、葉は対生。この科には有用植物として繊維をとる麻、ビールの香味料となるホップがある。また、東南アジア産のこの科の一種からはマリファナをとる。〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む