黄紅葉(読み)きもみじ

精選版 日本国語大辞典 「黄紅葉」の意味・読み・例文・類語

き‐もみじ‥もみぢ【黄紅葉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 黄色のもみじ。
    1. [初出の実例]「ひさぎ生ふる片山陰のきもみぢは時雨れてたえぬ秋の色かな〈藤原信実〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)六)
  3. (かさね)の色目の名。表は黄、裏は蘇芳(すおう)一説に、表は萌葱(もえぎ)。九、一〇月の頃用いる。〔雁衣鈔(鎌倉末か)〕
  4. 植物きささげ(木豇豆)」の異名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「黄紅葉」の解説

黄紅葉 (キモミジ)

植物。ノウゼンカズラ科の落葉高木,園芸植物,薬用植物キササゲ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android