黄紅葉(読み)きもみじ

精選版 日本国語大辞典 「黄紅葉」の意味・読み・例文・類語

き‐もみじ‥もみぢ【黄紅葉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 黄色のもみじ。
    1. [初出の実例]「ひさぎ生ふる片山陰のきもみぢは時雨れてたえぬ秋の色かな〈藤原信実〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)六)
  3. (かさね)の色目の名。表は黄、裏は蘇芳(すおう)一説に、表は萌葱(もえぎ)。九、一〇月の頃用いる。〔雁衣鈔(鎌倉末か)〕
  4. 植物きささげ(木豇豆)」の異名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「黄紅葉」の解説

黄紅葉 (キモミジ)

植物。ノウゼンカズラ科の落葉高木,園芸植物,薬用植物。キササゲの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android