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黄色ブドウ球菌 おうしょくブドウきゅうきん Staphylococcus aureus

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

黄色ブドウ球菌
おうしょくブドウきゅうきん
Staphylococcus aureus

ブドウ球菌のうちで最も病原性の強いもの。常在している細菌で,傷口の化膿 (かのう) の原因となる。また,食品中で繁殖すると毒素 (エンテロトキシン) をつくる。この毒素は耐熱性のため,加熱しても食中毒を起こす。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

黄色ブドウ球菌

人の鼻や皮膚などにいる菌で、存在自体は珍しくない。繁殖する際にエンテロトキシンという毒素を出し、これが消化管から吸収されると嘔吐(おうと)や腹痛、下痢といった食中毒の症状を引き起こす。エンテロトキシンは比較的熱に強く、100度で30分間熱しても、分解されない。

(2008-10-11 朝日新聞 朝刊 栃木全県 2地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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世界大百科事典内の黄色ブドウ球菌の言及

【ブドウ球菌(葡萄球菌)】より

…しかし双球菌状,あるいは短鎖状の配列もとる。病原性の弱い表皮ブドウ球菌は人間の皮膚および粘膜上に常在しているが,病原性の強い黄色ブドウ球菌は,連鎖球菌と並んで化膿の代表的な原因菌であり,食中毒の原因菌ともなる。黄色ブドウ球菌の多くは,溶血毒素(α,β,γ,δの種類がある),食中毒症状を引き起こす腸管毒(エンテロトキシン),および種々の酵素あるいは菌体外タンパク質など(ヒトの血漿を凝固させるコアグラーゼ,プロテアーゼ,ヌクレアーゼ,ペニシリナーゼなど)を産生する。…

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