黄鶯(読み)コウオウ

精選版 日本国語大辞典 「黄鶯」の意味・読み・例文・類語

こう‐おうクヮウアウ【黄鶯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鳥「こうらいうぐいす(高麗鶯)」の異名
    1. [初出の実例]「黄鶯雑沓誰求媒。素蝶翩翻不廻」(出典経国集(827)一一・臨春風效沈約体応制〈滋野貞主〉)
    2. [その他の文献]〔王維‐左掖梨花詩〕
  3. 銭二百文をいう。秋鶯。
    1. [初出の実例]「斎賀子与黄鶯」(出典:蔭凉軒日録‐長享三年(1489)正月五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「黄鶯」の読み・字形・画数・意味

【黄鶯】こうおう

うぐいす。

字通「黄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む