デジタル大辞泉 「黎元」の意味・読み・例文・類語 れい‐げん【×黎元】 《「黎」は黒色、「元」は首の意で、冠をつけない黒髪の頭の者の意。また一説に、「黎」はもろもろ、「元」は善で、人は善良であるという考えから》人民。庶民。たみ。黎民。黎首。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「黎元」の意味・読み・例文・類語 れい‐げん【黎元】 〘 名詞 〙 ( 「黎」は黒、「元」は首の意で、冠をかぶらないので黒髪を出している者の意から。一説に、「黎」はもろもろ、「元」は善の意で、人はみな善であるとする考えから ) 人民。万民。たみ。黎民。黎首。[初出の実例]「烟を望みて黎元(れいげん)(〈別訓〉おほむたから)を撫でたまひて」(出典:古事記(712)序)[その他の文献]〔漢書‐谷永伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例