黒山諸島(読み)こくざんしょとう(その他表記)Hǔksan-chedo

改訂新版 世界大百科事典 「黒山諸島」の意味・わかりやすい解説

黒山諸島 (こくざんしょとう)
Hǔksan-chedo

朝鮮半島の西南端の沖合,黄海上に南北につらなる群島。有人14,無人38,合計52の島がある。面積18km2大黒山島人口大部分が集中し,住民の多くは半農半漁の生活を営んでいる。1980年現在全島合計で人口9861だが急速に減少しており,無人化が進んでいる。周囲タチウオイワシ漁場であり,ノリ養殖なども行われている。ケイ砂産地として知られている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android