黒岩比佐子(読み)くろいわ ひさこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒岩比佐子」の解説

黒岩比佐子 くろいわ-ひさこ

1958-2010 平成時代のノンフィクション作家。
昭和33年5月1日生まれ。企業PR会社勤務後,フリーライター・編集者として活動。明治・大正期の文化人の評伝古書題材にした作品を執筆した。平成16年「「食道楽」の人 村井弦斎」でサントリー学芸賞。20年「編集者 国木田独歩の時代」で角川財団学芸賞。平成22年11月17日死去。52歳。東京都出身。慶大卒。著作はほかに「音のない記憶 ろうあの天才写真家 井上孝治の生涯」「古書の森 逍遙―明治・大正・昭和の愛しき雑書たち」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android