黒瀬一郎助(読み)くろせ いちろうすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒瀬一郎助」の解説

黒瀬一郎助 くろせ-いちろうすけ

1836-1868 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)7年生まれ。藤村紫朗の兄。肥後熊本藩の足軽。文久2年横井小楠の暗殺をはかったが失敗。長州藩兵とともに下関での外国船砲撃,禁門の変などに参加。のち小楠襲撃犯人として捕らえられ,慶応4年2月3日殺された。33歳。名は美之。通称は市郎助ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android