鼻カタル(読み)ビカタル

精選版 日本国語大辞典 「鼻カタル」の意味・読み・例文・類語

び‐カタル【鼻カタル】

  1. 〘 名詞 〙 ( カタルは[ドイツ語] Katarrh ) 鼻粘膜炎症で、鼻汁の多くでる病気急性慢性に大別される。
    1. [初出の実例]「頬骨が出すぎてゐたり、鼻加答児(ビカタル)であったり」(出典:痩せた花嫁(1925)〈今東光〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「鼻カタル」の意味・わかりやすい解説

鼻カタル【びカタル】

鼻炎

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の鼻カタルの言及

【カタル】より

…通常の風邪に伴う多量の鼻汁の流出が典型的である。鼻カタルnasal catarrhは,鼻炎rhinitisで鼻汁分泌が著しい状態をいう。秋季カタルautumnal catarrhは枯草熱hay feverのことで,喘息(ぜんそく)や気管支炎を伴う眼球粘膜,上気道粘膜の炎症で,花粉などが原因となるアレルギー性炎である(花粉症)。…

※「鼻カタル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む