ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒュラス」の意味・わかりやすい解説
ヒュラス
Hylas
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…人間に対しては,庭園や牧場に花を咲かせ,家畜を見張り,狩りの獲物を提供し,泉の水を飲むか浴する者に予言の力を授けたり,病を治してやるなど,おおむね友好的である。しかしときには森の中を通る旅人を怖がらせたり,その姿を見た者にとりついて正気を失わせたり,またアルゴ船乗組員の美少年ヒュラスHylasを泉に引きこんだように,人をさらったり,シチリア島の羊飼いダフニスDaphnisを盲目にしたように,求愛に応じない者に報復するなどの害をなすこともあると信じられた。このため彼女たちは古くからギリシア各地で崇拝の対象となっており,しばしば泉や洞に供物がそなえられた。…
※「ヒュラス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
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