フィリップ スノーデン(英語表記)Philip Snowden

20世紀西洋人名事典 「フィリップ スノーデン」の解説

フィリップ スノーデン
Philip Snowden


1864 - 1937
英国の政治家。
元・英国蔵相
ヨークシャー織工息子として生まれる。国税局勤務中に事故で不具となり失職独立労働党に参加し、自由貿易派の財政専門家として節約型の社会主義を説く。1924年第一次労働党内閣の蔵相。’29〜31年第二次労働党内閣の蔵相在任中は失業手当の削減案を出し、党を分裂せた。スノードン子爵に叙せられて上院に移り、’31年挙国内閣でも蔵相となったが保護貿易に反対して翌年辞任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android