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織工 オリコウ

6件 の用語解説(織工の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

おりこう【織工】[戯曲]

《原題、〈ドイツDie Weberハウプトマンの戯曲。5幕。1893年初演。シュレジエン地方の搾取に苦しむ織工たちの暴動事件を扱った社会劇。作者の自然主義時代の代表作。

おり‐こう【織(り)工】

織物を織る工員。しょっこう。

しょっ‐こう〔シヨク‐〕【織工】

織物製造に従事する工員。

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世界大百科事典 第2版の解説

しょっこう【織工】

織物の製造に従事する職人。用いる材料によって,また織り方によって職種や職人のあり方は歴史的地域的に多様であり,〈織物〉〈絹織物〉〈毛織物〉〈綿織物〉などの項目も参照されたい。また日本の古代・中世の高級織物の織成に従事した〈織手(おりて)〉については別に独立項目がある。
ヨーロッパ
 織物生産は古来農家の副業として婦人によって営まれ,領主館や修道院では隷属民が亜麻布を生産していた。ドイツの商人たちはそれらをシャンパーニュの大市などに運んでいたのである。

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大辞林 第三版の解説

しょっこう【織工】

織物製造に従事する工員。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

織工
おりこ
Die Weber

ドイツの劇作家G・ハウプトマンの戯曲。5幕。1892年に発表した社会劇で、翌年2月ベルリン自由劇場で初演された。1844年に作者の故郷シュレージエンのオイレンゲビルゲで起こった機織工の暴動事件を扱ったもので、環境劇、群集劇、方言で語られるプロレタリアの登場する劇としても大きな意味をもつ。工場主ドライシガーらに搾取されて人間以下の生活を強いられている家庭労働の機織りたちが、ベルリンから帰ってきた兵卒イェーガーに勇気づけられて工場主の屋敷に闖入(ちんにゅう)して気勢をあげるが、やがて出動した軍隊に鎮圧される。芝居は、暴動に背を向け、仕事場を離れなかったヒルゼ老人が流れ弾にあたって死ぬことで終わる。作者が貧しい人々に同情を示すにとどまり、変革の見通しを示さなかったことは、マルクス主義文芸論ではこの作品の限界と批判されるが、自然主義的な環境描写以上の歴史的な価値をもつ作品である。[岩淵達治]
『久保栄訳『織工』(岩波文庫)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の織工の言及

【経営・経営管理】より


[経営・管理の語意]
 〈経営〉という言葉は今日,企業をはじめ行政,教育,宗教,組合など各種組織の運営にかかわる言葉として使われているが,日本語としていつごろ定着したかは確かではない。《日本国語大辞典》1940年版には,(1)縄張りをして土台をすえいとなみ造ること,(2)工夫をこらして物事をいとなむこと,とされ,中国春秋時代の《詩経》に(1)(2)の早い使用例があり,日本では(2)の使用例が室町時代の《太平記》にみられる。…

※「織工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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