信達風土雑記(読み)しんたつふうどざつき

日本歴史地名大系 「信達風土雑記」の解説

信達風土雑記
しんたつふうどざつき

一冊 日下兼延著

成立 元文二年序文

解説 福島城下商人寺子屋を開いていたと伝える著者が漢文で著した地誌信夫郡・伊達郡に関する最も古い地誌といわれ、両郡の地理風俗人物産業などについて記され、原本はなく、いずれも写本。のちの書入れのある写本が多く流布している。福島県立図書館には現在五種類五冊が蔵されている。

活字本福島県史」二四

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android