北島源吾(読み)きたじま げんご

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北島源吾」の解説

北島源吾 きたじま-げんご

?-1868 江戸時代後期の陶業家。
肥前有田皿山(ありたさらやま)(佐賀県)赤絵町の16人の上絵付(うわえつけ)業者のひとり。文政3年(1820)皿山代官の許可により専売権を得,高級磁器をつくり,対馬(つしま)府中藩を通じて朝鮮に輸出した。事業北島栄助(えいすけ)にうけつがれて明治前期までつづいたという。明治元年死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android