大日霊神社(読み)だいにちれいじんじや

日本歴史地名大系 「大日霊神社」の解説

大日霊神社
だいにちれいじんじや

[現在地名]新穂村瓜生屋

瓜生屋うりうや集落の東にある。祭神大日霊尊(天照大神)、相殿として大国主命・事代主命を祀る。明治以前は大日堂と称され大日如来本尊とする。牛の神様として全島のあつい信仰を集め、牛の奉納札が七八〇枚余残る。正治二年(一二〇〇)創建と伝え、明治まで別当をつとめた常聖庵は、鎮守白山権現の寺家一二坊を擁したという(佐渡国寺社境内案内帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android