山本 清二郎(読み)ヤマモト セイジロウ

20世紀日本人名事典 「山本 清二郎」の解説

山本 清二郎
ヤマモト セイジロウ

昭和・平成期の弁護士 元・大阪高検検事長;元・中央大学理事長



生年
明治43(1910)年7月30日

没年
平成7(1995)年12月12日

出生地
愛知県

学歴〔年〕
中央大学法学部〔昭和8年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等瑞宝章〔昭和55年〕

経歴
銀行員を経て、昭和10年仙台区検検事に転身。36年東京地検次席検事、41年東京高検次席検事、43年最高検刑事部長などを歴任したのち、47年大阪高検検事長に就任。この間昭和電工事件、造船疑獄、共和製糖事件など戦後の政界事件の捜査を積極的に進め、「ヤマセイ」の愛称で親しまれた。48年退官、弁護士登録。62年〜平成5年中央大学理事長を務めた。ロッキード裁判では全日空被告(うち1人)の弁護を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本 清二郎」の解説

山本清二郎 やまもと-せいじろう

1910-1995 昭和-平成時代の検察官,弁護士。
明治43年7月30日生まれ。昭和10年検事となり,東京地検特捜部長,最高検刑事部長などをへて,47年大阪高検検事長。昭和電工疑獄事件,造船疑獄事件,共和製糖事件など,戦後のおもな疑獄事件の捜査にあたる。48年弁護士。のち母校中央大の理事長をつとめた。平成7年12月12日死去。85歳。愛知県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「山本 清二郎」の解説

山本 清二郎 (やまもと せいじろう)

生年月日:1910年7月30日
昭和時代;平成時代の検察官;弁護士。大阪高検検事長;中央大学理事長
1995年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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