標本室(読み)ひょうほんしつ

精選版 日本国語大辞典 「標本室」の意味・読み・例文・類語

ひょうほん‐しつヘウホン‥【標本室】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 博物館などで、動物剥製植物鉱物などの標本を整理し、系統的に排列し、観察ができるようにした室。
  3. 学校で、理科社会科などの学習に用いる実物見本を納入整理してある室。
    1. [初出の実例]「校舎は〈略〉教室、職員室、事務室、図書室、標本室〈略〉他より成り」(出典:国民新聞‐明治三六年(1903)一〇月一四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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