片山楊谷(読み)かたやま ようこく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「片山楊谷」の解説

片山楊谷 かたやま-ようこく

1760-1801 江戸時代後期の画家
宝暦10年生まれ。因幡(いなば)鳥取新田藩(西館(にしだて))藩主池田定常にみいだされ,藩につかえる。のち京都の西本願寺にくらし,「蓮下鯉魚図」などおおくの花鳥画をのこした。書にもたくみであった。享和元年8月24日死去。42歳。肥前長崎出身。本姓は洞。名は貞雄。通称は宗馬。別号に画禅窟。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android