篠原無然(読み)シノハラ ムゼン

20世紀日本人名事典 「篠原無然」の解説

篠原 無然
シノハラ ムゼン

大正期の社会事業



生年
明治22(1889)年3月7日

没年
大正13(1924)年11月14日

出身地
兵庫県

本名
篠原 禄次

学歴〔年〕
早稲田大学中退

経歴
大正3年から岐阜県吉城郡上宝村に居住し、飛驒地方社会教育に力を注いだ。また名所史跡の設定、登山道の改修などにも携わった。著書に「青年会組織と事業」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「篠原無然」の解説

篠原無然 しのはら-むぜん

1889-1924 大正時代の社会事業家。
明治22年3月7日生まれ。早大を中退し,大正3年より岐阜県吉城郡上宝村にすむ。飛騨(ひだ)地方を中心に社会教育に尽力。名所史跡の設定,登山道の改修などもおこなう。大正13年11月14日雪の安房(あぼう)峠で遭難死した。36歳。兵庫県出身。本名は禄次。著作に「青年会の組織と事業」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android