芝西応寺町代地(読み)しばさいおうじまちだいち

日本歴史地名大系 「芝西応寺町代地」の解説

芝西応寺町代地
しばさいおうじまちだいち

[現在地名]中央区銀座ぎんざ五丁目

木挽こびき町四丁目東裏にある片側町。南は木挽町五丁目、東は木挽町四丁目新屋敷、北は木挽町続氷川こびきちようつづきひかわ屋敷。享保一四年(一七二九)芝西応寺町(現港区)の西側・北側の八五七坪余が切地として収公され、木挽町四丁目裏通りの広小路で代地を与えられた。その場所は同一二年に木挽町四丁目東方、采女うねめが原に開かれた馬場北方であった(「御府内備考」・沿革図書・「江戸名所図会」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android