落合 貞三郎(読み)オチアイ テイザブロウ

20世紀日本人名事典 「落合 貞三郎」の解説

落合 貞三郎
オチアイ テイザブロウ

明治〜昭和期の英文学者 学習院教授



生年
明治8年2月(1875年)

没年
昭和21(1946)年10月30日

出生地
島根県松江市

学歴〔年〕
東京帝国大学英文科卒

経歴
松江中学で英文学者の小泉八雲に学ぶ。同校在学中の明治26年キリスト教の感化を受け、讃岐崇徳天皇陵で不敬事件を起こす。第五高等学校を経て東京帝国大学英文科に進み、再び八雲師事。同校卒業後、39年からアメリカのエール大学イギリスケンブリッジ大学に留学し、帰国後は第六高等学校や学習院の教授を務めた。また、大谷正信らと共に「小泉八雲全集」の翻訳・編集に従事した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「落合 貞三郎」の解説

落合貞三郎 おちあい-ていざぶろう

1875-1946 明治-昭和時代の英文学者。
明治8年2月生まれ。郷里島根県の松江中学,東京帝大で小泉八雲にまなぶ。卒業後アメリカのエール大,イギリスのケンブリッジ大に留学。帰国後,第六高等学校,学習院の教授をつとめる。大谷正信らと「小泉八雲全集」の翻訳編集にたずさわった。昭和21年10月30日死去。72歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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