蘭奢亭薫(読み)らんじゃてい かおる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「蘭奢亭薫」の解説

蘭奢亭薫 らんじゃてい-かおる

1769-1824 江戸時代後期の狂歌師,戯作(げさく)者。
明和6年生まれ。たばこ屋の主人狂歌蜀山人(しょくさんじん)(大田南畝(なんぽ))にまなび,「狂歌烟草百首」をあらわす。また洒落本(しゃれぼん)に「祇園祭烑灯蔵(ぎおんまつりちょうちんぐら)」などがある。文政7年4月26日死去。56歳。通称は三河屋弥平次。別号橘香保留,奇南楼。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android