金剛禎之助(読み)こんごう ていのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金剛禎之助」の解説

金剛禎之助 こんごう-ていのすけ

1829-1865 江戸時代後期の能役者シテ方。
文政12年生まれ。金剛謹之輔の父。京都の金剛流シテ方野村三次郎直寛(なおひろ)の養子阿波(あわ)徳島藩主蜂須賀(はちすか)家のお抱えとなり,家元より分家格として金剛の姓をゆるされた。慶応元年死去。37歳。本姓小出。名は直勝。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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