10・10空襲

共同通信ニュース用語解説 「10・10空襲」の解説

10・10空襲

1944年10月10日、米軍が鹿児島県奄美地方以南の南西諸島爆撃した。沖縄県公文書館によると、延べ約1400の米軍機が早朝から約9時間、5次にわたって攻撃し、軍人や住民ら668人が死亡。当時の那覇市死者は255人に上った。米軍は10月初めには沖縄の攻略を既に計画し、爆撃はその後の地上戦に向けた情報収集の意味合いもあった。45年3月26日に沖縄・慶良間諸島、4月1日に本島へ上陸し、激しい地上戦が繰り広げられ、旧日本軍の組織的戦闘は6月23日に終結した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android