10・10空襲

共同通信ニュース用語解説 「10・10空襲」の解説

10・10空襲

1944年10月10日、米軍が鹿児島県奄美地方以南の南西諸島を爆撃した。沖縄県公文書館によると、延べ約1400の米軍機が早朝から約9時間、5次にわたって攻撃し、軍人や住民ら668人が死亡。当時の那覇市の死者は255人に上った。米軍は10月初めには沖縄の攻略を既に計画し、爆撃はその後の地上戦に向けた情報収集の意味合いもあった。45年3月に沖縄・慶良間諸島、4月に本島へ上陸し、激しい地上戦が繰り広げられた。

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