6次産業化

共同通信ニュース用語解説 「6次産業化」の解説

6次産業化

農業漁業といった第1次産業の従事者や事業者が農水産物の生産にとどまらず、食品加工(第2次産業)や流通・販売(第3次産業)にも取り組んで経営多角化すること。商品のブランド化、産地直送販売、農家・漁家レストラン経営などで生産物に付加価値を付け、収益を増やすのが狙い。「6次産業化」の呼び方は第1次、第2次、第3次の各産業の数字を掛け合わせると、答えが「6」になることに由来する。2011年に「農林漁業6次産業化促進法」が施行され、国は商品開発や設備投資に対して補助金の交付融資をしている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android