A層位(読み)エーそうい

最新 地学事典 「A層位」の解説

エーそうい
A層位

A horizon

鉱質物からなる土層の最上部ないしは有機物層位(O層)の下部に形成された土壌層位。母岩の構造・組織の痕跡は失われ,次に示すような三つの特徴のうち一つないしは複数の特徴を有する。1)無機土壌物質と十分に混合した腐植物質が集積する土壌層位。E層やB層の特徴をもたない。2)耕作,草地化ないしはそれと同様の人為的攪乱による特徴を有する。3)土壌動物や根の発達などの影響を受け,下位のB層やC層とは異なった形態を有する。地上部の植生の影響下では土壌構造が発達し,有機物の蓄積影響によって暗色ないしは黒褐色を呈することが多い。従来のA層の定義のなかには,粘土・鉄・アルミニウムなどが洗脱された溶脱層も含まれていたが,最近の世界的な土壌層位命名法では,これらの溶脱層はE層として独立されている。

執筆者:

参照項目:土壌層位

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 吉永

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む