C.ラウンケル(英語表記)Christen Raunkiaer

20世紀西洋人名事典 「C.ラウンケル」の解説

C. ラウンケル
Christen Raunkiaer


1860 - 1938
デンマーク植物生態学者。
元・コペンハーゲン大学教授。
ユトランド半島西部生まれ。
大学卒業後、1907年休眠芽の位置に基づいて植物の生活形を分類する方法を創始し、この分類法が今日まで広く用いられている。さらに母国植物誌を研究し、地理的分布の問題を取り上げ、環境との関係が植物の形態に反映するという観点から生活形を研究、体系化し、生活形標準表を作成、学界へ大きな影響を与えた。’11年植物生態学者のウァーミングの後任として、コペンハーゲン大学植物学教授、植物園長。’23年健康上の理由で辞任著書に「植物の生活形と統計学的植物地理学」(’34年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android