JA(読み)ジェーエー(その他表記)JA

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デジタル大辞泉 「JA」の意味・読み・例文・類語

ジェー‐エー【JA】[Japan Agricultural Cooperatives]

Japan Agricultural Cooperatives》JAグループを構成する農業協同組合愛称。英語名称「Japan Agricultural Cooperatives」の頭文字をとったもの。具体的には総合農協形態をとる地域農協をいう。
[補説]広義には「日本の農業協同組合」という意味で用いられ、JAグループに属さない専門農協を含めていう場合もある。

ジェー‐エー【JA】[Japan]

Japan》日本の国籍を示す航空機国籍記号

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「JA」の意味・読み・例文・類語

ジェー‐エー【JA】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 日本の国籍を示す航空機の機体記号。
  3. 日本の「農業協同組合(Japan Agricultural Cooperatives)」の略称

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知恵蔵 「JA」の解説

JA

農民が協同して、その営農及び生活上の必要を総合的に満たすために設立する組合。日本ではヨーロッパと同様に出資に基づくメンバーシップ制を取っている。多くのJAは経済事業(販売、購買、信用、共済、営農指導、施設利用)などの広範な事業部門を持つ総合農協。金融の自由化による競争激化をきっかけに、単位農協合併や県段階の連合会をなくす改革などに取り組んでいる。2004年6月には、生保並みの事業健全性を求める共済事業の整備を特徴とする改正農協法が成立。政府の規制改革・民間開放推進会議の第2次答申(05年12月)でも経済事業改革の推進が盛り込まれたが、部門間の赤字補填(ほてん)の禁止、事業分割は見送られた。

(池上甲一 近畿大学農学部教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

世界大百科事典(旧版)内のJAの言及

【農業協同組合】より

…農業生産力の増進と農民の経済的・社会的地位の向上を図ることを目的とした農業者による協同組織体。日本では今日,農業協同組合法(1947)に基づき各地に農業協同組合が設立されており,農協またはJA(Japan Agricultural Cooperativesの略)と略称することが多い。 一般に農業は,他の産業と比べて人為的につくり出せない有限の土地を使わねばならぬ宿命にあるなど自然的,社会的にいろいろな制約があるため,大規模な企業的生産となることが困難である。…

※「JA」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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