O(読み)おー

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

英語アルファベットの第15字、4番目の母音。セム文字においては子音を表していたが、ギリシア文字のなかに短音のο(オミクロン)を表す文字として取り入れられてから、その歴史を通じてほとんど変化せずに現在に至っている。長音のoはオメガΩによって表される。Oは単独で感嘆詞として用いられる。化学では酸素の元素記号であり、論理学では特殊否定を表し、ABO式血液型の一つを示し、野球ではアウトの略号でもある。数学ではOは円の中心や座標平面における原点を示し、アラビア数字ではゼロを表す。o'clockのo'はofの略であり、O'BrienやO'ConnorなどのO'はson of(子孫の)の意味であり、古代アイルランド系氏族名の前につけられる。

[斎藤公一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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