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P2P ぴーつーぴー Peer to Peer

4件 の用語解説(P2Pの意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

P2P

Peer to Peerの略。ネットワーク上に存在する端末(コンピューター)が、一対一の対等の関係で通信を行うこと。またはその通信を提供するソフトのこと。
WWW」のような、サービスを提供する特定のコンピューター(サーバー)に、それを利用する多数の端末(クライアント)が接続して行われる通信(クライアントサーバー型通信)との対比で使われることが多い。
P2Pはクライアント-サーバー型のシステムに比べ、特定のコンピューター(サーバー)に対する通信負荷が軽減され、ネットワークを効率的に使用できるというメリットがある。また、通信を行っているもの同士の匿名性もある程度確保しやすいという特徴も持つ。
しかし、この匿名性を維持しやすいという点が悪用され、他人の著作権を侵害したデータや、青少年悪影響を与えるデータのやりとりにP2Pシステムが使用されているというケースも多い。世間一般では、こうした用途に使われることの多かったファイル交換ソフトWinny」などがP2Pのすべてであると認識されることも多かったが、これは誤解である。何ら反社会的な性質を持たないSkypeなども、P2Pシステムを利用したネットワークサービスである。P2Pシステムを前提に成立しているソフトウェアの一部に、犯罪用途に親和性の高いものがある、というだけのことであり、P2Pのシステムそのものが犯罪を目的に研究・開発されているわけではない。

(高安正明  ITライター / 2010年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

P2P

ピアツーピア」のページをご覧ください。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

P2P
ぴあつーぴあ

不特定多数のコンピュータ同士が中央サーバーを経由せず、直接情報を送受信する、コンピュータ・ネットワークの形態の一種。英語の“Peer to Peer”(仲間から仲間への意)をP2P(またはPtoP)と略称したもの。情報の処理が特定のコンピュータに集中することがないため、サーバー方式のようなシステムダウンが起こらない、どこか1か所のコンピュータに不具合があってもシステム全体に影響が出ないなどの利点がある。日本で開発されたファイル交換ソフトのウィニーもこの技術を使用している。また、インターネット電話IP電話などの無料通話も、P2Pの技術を利用した通信システムである。
 なお、P2Pの技術を利用してやりとりされる情報には、著作権の問題に抵触するものも多く、著作権の保護や情報流通の制御などのシステムの整備が課題となっている。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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